2006年3月10日(金)  girls in america
       

 昨日観た映画の話。

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 たまたま近くにあった映画館に行って、上映開始時間を確認して、ソクーロフの『Le soleil』(日本語タイトルは「太陽」。イッセー緒方が昭和天皇役を演じて話題になりました。)か、全然予備知識のない8日に公開になったばかりのアメリカ映画、『girls in america』かで少し迷ったのだが、ソクーロクは私にとって夢の中でこそ観たい映画作家で、つまり見ているとかならず眠気が襲ってきて、でもつまらないのかというとそうではなく、ある種の催眠術のようなものなのだよなぁ、などとぼんやり考えながら、結局girls …のチケットを買っていた。ソクーロフはぐっすり眠った後の、朝一の上映とかで観よう。

 

さてこの映画、私の苦手なニューヨークの低所得者街(行ったことはない・・・)、自由の女神はそこからでも見えるけれど、麻薬や仕事やセックスや殺人に縛られている人々、(主に若い女の子たち)のお話だった。。

 でもものすごくリアリティーがあって、私なんか本当に胸糞悪くなった箇所がたくさんあったから、そういう意味では良く出来た映画だよな、と思う。やるせないなと思ったのは、若い女の子のたちの一人一人のなんと弱いことか。主にドラックや非行をめぐる世界では、そこにおぼれていってしまう弱さのみが強調されがちだけれど、この映画では、それを取り締まる側の網の目によって、逆に自分を元の軌道に修正する強さまでをも失っていってしまうケースがあることを知る。

 強くなくては、オズのように。オズはただ一人、この映画に出てきた女の子の中で、自分を取り戻せる。


 girls in america


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by bio-minamina | 2006-03-10 22:51 | cinema / 映画
  
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