2年ほど前からチーズ屋さんで働いているのですが、あまり家ではチーズって食べないし、チーズ料理もしないのです。
今一緒に暮らしている彼が太るのを気にするのと、彼はフランス人なのでもうチーズは腐るほど食べて来たぜ、みたいな感じで、私の適当に作る日本料理がお好み。
でもでも、たまには私も新しい料理に挑戦してみたいし、ということで、とある月曜日のお昼、友人を招いていたこともあり、ルブロション Reblochonというサヴォア地方のチーズ450グラムを丸ごと使った、グラタン、タルティフレット Tartiflette を作ってみました。
すっごく簡単で、日本でも手に入るチーズではないかと思うので、写真とともに作り方も紹介してしまいます。
これがその、ルブロション Reblochon。私のところではこのルブロションを扱っています。一個丸々か、半分に切って売っています。冬の間はたいへん良く売れるチーズの一つかな。
具は、皮ごとゆでたあと、皮をむいて食べ易い大きさに切ったジャガイモ、(メークインなどの煮崩れしないもの)タマネギ2つくらい。ニンニク、ベーコン200グラムです。まずタマネギを少なめのオイルでじっくり炒め、そこにベーコンと細かく刻んだニンニクを加えます。ベーコンに火が通ったら、用意しておいたジャガイモを入れて,ジャガイモにベーコンのうまみが行き渡るように軽く混ぜて火を止めます。塩は入れません。ジャガイモをゆでるときに少し入れるけれど。胡椒は、粗挽きをお好みで。
さてさて、ルブロション は こんな感じ。もちろん皮も使います。ただ、中央に緑色のスタンプが押してあるので、そこだけは取りましょう。そこを取り忘れると、着色料入りのタルティフレットを食べることになってしまいます。
ルブロションの切り方は、こんな感じ。最終的には厚さが半分になるように切ります。
グラタン皿には、特にバターなど塗る必要はありません。中身が十分脂っこいので。さて、まず、具を半分、そして、ルブロションを半分入れ、さらに残りの具、最後にルブロションという順番で
グラタン皿を一杯にしましょう。この写真はまだ半分の具と残りのルブロションを入れる前の物です。最後にのせるルブロションは皮が上に来るようにのせると良いでしょう。パリパリに焼けた皮が、何と言っても美味しいのです!
オーブン200度で30分くらい焼きましょう。ルブロションがトロトロに溶けて、ホワイトソースを入れたかのような感じに!
ここはもう、カロリーなど気にせずに豪快にいただきましょう!
ふーちゃんこと私の彼曰く、これ白ワインないと食べれないでしょう。
いや、お昼だし私少し風邪気味なのでワインはいいや。
友人のサンドリンも、夕方からジムで筋トレの予定があったので、アルコールはパス。
でもふーちゃん、分かる、その気持ち。タルティフレットには白ワインだよね!
でもまあ、ワインなしでも美味しく頂きました。サラダも必須かな。かなり脂っこいので。
パンはいらないかも、ジャガイモだから。
実はこの少し前に、とある友人の家でラクレットというチーズ料理を頂いて来たのですが、このラクレットも、チーズの種類は変われど、ジャガイモと、ハム類、という単純な具は変わらない。フランスの田舎料理って、チーズとジャガイモとハムだけ?
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