日本にいるときに、頂いたもの。ブックカバーとザータルを、写真に収めて見た。ブックカバーの中に入っていた千夜一夜物語も一緒に。
「千夜一夜物語」を読んでいると、お話の中のお話のなかのそのまたお話を読んでいくことになったりして、自分がいま誰のお話の中にいるのか分からなくなってあたまがクラクラする。
それはさておき、ザータル。パレスチナの非営利団体「ガリラヤのシンディアナ」のフェアトレード製品を、日本の「パレスチナ・オリーブ」という組織が販売しているもの。私はそれを知り合いの小さな古本屋さんの一角で見つけ、同じ生産者の石鹸などとともに頂いてきてしまったというわけ。彼としては、私の始めた「さらは」の参考にしろよ、ということだったのだと思う。「パレスチナ・オリーブ」さんの活動は信念がしっかりしているし、パンフレットなどもとても丁寧でステキだ。でも、ザータルって何だろう?
チュニジア出身の夫に見せると、アラブ語でも表記されていたビンをみて、ああ、タイムだよ、と教えてくれた。どうも、ザータルとはアラブ語でタイムのことらしい。チュニジアでもタイムをこういう風にして食べる人たちもいるよ、とも言っていた。そういえば、オリーヴといいタイムといい、パレスチナにあるものはチュニジアにもあるなぁ。夫の母の家のまわりにはタイムとローズマリーが自生しているし、見渡す限りのオリーヴ畑も広がっている。歴史的背景や現在の経済状況など、違うところもたくさんあるのだろうけど、言葉も通じるだろうしね。あっ、「ガータ」という本を読んでいて、日本に置きっぱなしにしてきてしまったことを思いだした。
私はお昼にザータルをチュニジアのオリーヴオイルで伸ばして、パンにつけて食べてみましたら、美味しいこと。乾燥した国の食べ物だよね、と思いながら食べましたけれど・・・。
sumac シューマック
シューマックというのは、ザータルのビンに記載されていたハーブの名前で、解らないから調べていたらフランス語のページをみつけて、そのページにはハーブミックスのザータル(まさに私が頂いたものと同じレシピ)についての記述もあって、オリーヴオイルと混ぜてレバノンのパン、あの凸型のフライパンで焼くマナキッシュに入れる、とも書いてあった。ザータルのマナキッシュ、パリで食べれるよ!
今度食べに行こう!
パレスチナ・オリーヴのHPはこちらから
代々木上原の駅近く、GAIAという自然食品のお店がある。お茶の水にあるGAIA本店さんには何度も行ったことがあったけれど、こちらのお店は初めて。特に必要なものがなくてもついつい覗いてしまう、オーガニックなお店。
なんとなんと!コリアンダーの束があるではないか!一束250円!安いよぉ。パリより安いのでは?
最近の私は、コリアンダーをほうれん草のようにゆでておひたしにしたり、油で炒めたりして食べるのが好きなのです。贅沢なようですが・・・。今夜は何と炒めよう?
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